昨夜、突然iPad Pro第4世代が発表&予約開始となりました。まあ今週出るっていう噂はずっとあったんですが、それにしても不意打ちでしたね
私も早速注文したのですが、お届け予定日は3/25-3/27と幅を持たせたものとなってしまいました
実はこのとき、速度の出ないNURO光回線についてアレコレ探っていたところで、ふと気づいたら発表されていたという状況でした
NUROはこうして書いてる今も遅いままです(怒)
速攻で注文した人は3/25確約で注文できたんですかね。羨ましいですが仕方がないので気長に待ちたいと思います
目玉はMagic Keyboard
ということで新型iPad Proの発売日は3月25日です
実は私、今回の目玉ともいえるMagic Keyboardも同時発売だと思っていまして
注文時のこの画面を見た時には、NUROのトラブルで出遅れて買いそびれたのかと勘違いし、So-netに対して罵詈雑言を呟いたものでした
Magic Keyboardの発売は5月ですので安心して下さい。今買うことができないのはみんな一緒です
逆に5月まではお預けということでもありますが、これは恐らくiOS14のリリースに合わせてくるっていう感じなのではないかと思います。それまで期待して待ちましょう
と思ったのですが、新iPad Proと同時にリリースされるiOS13.4から対応するようです。そしてLogicool製のトラックパッド付キーボード(iPad・iPad Air用)がシレっと販売開始していました。こうなるとMagic Keyboardの発売が遅いのはコロナの影響ですかね??
Magic KeyboardはiPadのキーボードとしては初めてトラックパッドを搭載しています
機構もこのようなフローティング構造。側面のUSB Type-C端子からiPad Proを充電できるようになっており、角度も自在に変更が可能です
また、キーボードは現行のMacBookと同じシザー式が採用されており打鍵感も向上しています。キーストローク1mmというのは少し不満ですが、iPadのキーボードだということを思えば我慢できるラインです
価格は11インチ版が31,800円(税別)、12.9インチ版が37,800円(税別)です。うん、高い……
ちなみにマウスポインタの形状はこんな感じで
矢印型ではありません。ただしずっとこの形状というわけでもなく、利用状況に応じて刻々と姿を変えるAppleらしい機能を持ったポインタとなっています。実際の使用感が楽しみですね
なお、このマウスポインタはMagic Keyboardじゃないと使えないわけではなく、普通のマウスでも同じように使えるはずです。ですのでマウス機能だけのために3万5千円とか4万円のキーボードを買う必要は無いはずですので、その点は安心して良さそうですよ
新型(第4世代)iPad Proは『買い』なのか?
注文しておいてこんなことを言うのもアレなのですが、個人的にはあまりおすすめしません。今回はかなり小規模なマイナーアップデートに過ぎないと感じるからです
目玉は間違いなく先ほど紹介したキーボードだと思うのですが、こちらは旧モデル(第3世代)のiPad Proでも使うことが可能です。そのため『買い替え』という点で考えると全くと言っていいほどおすすめできません
性能についてですが、ほぼ間違いなく載るだろうと思っていた「A13X BIONIC」ではなく、まさかの「A12Z BIONIC」というマイナーチェンジのSoCが載る始末。これにはかなりガッカリしました
その代わりにメモリは全モデルで6GB搭載となりましたので性能格差は無くなっています。前モデルは1TB版だけが6GBでしたが、今回は128GB版でもメモリ6GBとなっている点は評価したいですね
※3月19日追記
A12Zのものと思われるAntutuスコアがリークされました……orz
iPad Pro 第4世代(A12Z) | iPad Pro 第3世代(A12X) | |
総合スコア | 712218 | 705585 |
MEM | 74998 | 95118 |
UX | 77253 | 77879 |
GPU | 373781 | 345016 |
CPU | 186186 | 187572 |
MEMスコアはストレージの違いによって左右されたりもするのでまあいいんですけど、UXとかCPUで前モデルに負けてるというのは予想の斜め下を行く性能です
買い替えの必要はナッシングですね(泣)
それと目立った変更点ではカメラが挙げられます
しかしこれも蓋を開けてみれば、噂されていたトリプルレンズではなくデュアルレンズ止まりでした。どちらのレンズも広角で、1200万画素のf1.8広角レンズと1000万画素のf2.4超広角レンズです。望遠無いのかよ~
それとこのカメラには噂通りToF方式のスキャナも搭載されています。Appleはこれを「LiDARスキャナ」と呼んでいるようです。有効範囲は5mですので、残念ながらドローンに搭載するという夢は絶たれました
このように微妙にパワーアップしたカメラ機能に魅力を感じる方であれば、買い替える価値は一応あるかもしれません。手振れ補正なども改良されているようですのでね
しかし既にiPad Proをお持ちの多くの方にとっては買い替えまでは必要ないのではないか、というのが正直なところです。逆にiPad Proを持っていない方にとっては、そもそも第3世代がディスコンとなりますので嫌でもこちらの第4世代を買うしかないですのでね
ああ、でも中古市場がありますね。あえて中古で安くなった第3世代を買うというのは全然ありだと思います。処理能力は大差ないと思いますので。これは実機がきたらベンチをとって証明してみたいと思います
あ、それともう一つ
iPad Proにはメジャーアップデートの噂もかなり前から出ておりまして、今年の秋にはミニLEDパネルをディスプレイに採用したモデルが出るのではないかとも言われています。これも、買い替えを待った方がいい理由です
次のメジャーアップデート版は5G通信に対応するとも言われています。まあコロナの影響で来年にずれ込んでしまう可能性が高くなってしまってはいますが、待てるなら待った方が間違いなく幸せになれると思いますよ
※3月20日追記
さらに新たな噂が出てきました。何とiPad Proはメジャーアップデートの前にもう一回マイナーアップデートを挟む可能性が高いそうです……orz 発売は今秋
秋に発売されるという新型iPad Proは5G通信に対応し、SoCにはA14Xを採用した正真正銘の性能アップ版になるとのこと。注文してまだ届いてすらいないのにこの仕打ち……。Appleさん半端ないです
ミニLED採用のメジャーアップデート版は予想通り2021年になるとのことです。こちらはメジャーアップデートに相応しく筐体の刷新も行われるそうですよ(マイクロLEDだと言われておりましたがコストの関係かミニLEDになるようです)
おわりに
ということで、密かにポロリとリリースされた感のある新型iPad Pro(第4世代)なわけですが、それも納得のマイナーチェンジ止まりのアップデートという印象が拭えない仕様でしたね
一瞬ウワサに挙がった12インチ版がリリースされたら超ワクワクしたのですが残念ながらそれもありませんでした
それでも、コロナのせいで中止になってしまった3月のスペシャルイベントを経ずとも、こうして新製品をリリースしてくれたのは素直に嬉しいです。なので私もポチっちゃったわけですが(笑)
あとはiPhone9(iPhone SE2)もこんな調子でポロっとリリースしてくれたら嬉しいのですが、こっちは目玉商品となりそうなのでしばらくは難しそうですね。気長に待ちたいと思います
それではまた~
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