激安SSD「Hanye HE70」と「Hanye HE80」の違い……は無いので好きな方を選んでOK

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「蝉族」という言葉が流行ってから少し時間が経ったようにも思います

HIKSEMI由来のこの言葉ですが、中華製激安SSDながらMAXIO MAP1602系コントローラー+YMTC 232層 NAND TLC(第4世代)で、高速でありながら異常な発熱などもなく耐性も高いという魅力的な仕様を備えたSSD群のことですね

ただしガチャに当たればではありますが

今回はそんな蝉族SSDの中から、日本のAmazonでも売られていてよくタイムセールも実施してくれるHanyeというメーカーのSSDについて書いてみたいと思います

なお今回は4TBを買って試しましたので記事中のスペック等は全て4TB版のことだと思って下さい

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HE70かHE80か

このメーカーが出しているSSDにはいくつか種類があるのですが、Amazonで売られているものだと大きく2種類が存在します。HE70HE80です

HE70の方はご覧のようにヒートシンクが付いています。とはいえヒートシンクはマザーボードによっては邪魔になることもありますが、プラスドライバー1本で簡単に取り外すことが出来ますので問題ありません

公称スペックはシーケンシャルリードが7450MB/s、シーケンシャルライトが6600MB/s、TBWが3000となっています

対してこちら

HE80にはヒートシンクがありません。その代わりにグラフェン放熱シートが付属します。ヒートシンクを外して使うつもりなら、最初っからこっちの方がいいじゃんという気もしてきます

が、スペックは僅かに異なっていて公称ではシーケンシャルリードが7400MB/s、シーケンシャルライトが6600MB/s、TBWが2400となっています

ほぼ同じ値段で売られていますが、それならわずかでもスペックの高いHE70の方が良いのでしょうか。確認してみます

SSD情報&ベンチマーク

まず、肝心のガチャが当たったのかどうかなのですが

HE70

Hanye SSD

HE80

Hanye SSD

ということでガチャには当たりました。どちらもMAXIO MAP1602、第4世代 232層 TLC 3DNAND、DRAMレスですね

第3世代はもう減ってきているのかもしれませんが、第4世代でもQLCであったり、コントローラーがMAP1602系以外だったりということはありそうですので注意です。また、第4世代TLCでも128層NANDの『準蝉』もあるようなのでやはり運要素は強くなってしまいますね

さて

この両SSDなのですが、情報を見比べてみると全く同じスペックにみえます。もし同一であるなら性能も全く一緒であるはずで、ヒートシンクがいらない場合には遠慮なくHE80を選んで問題ないということになります

ということでCrystal Disk Markを実施してみます

HE70

Hanye SSD

HE80

Hanye SSD

差、無いですね(笑)

これであれば、私のようにヒートシンクを取っ払って使うつもりの方であればむしろ、グラフェン放熱シートが付いているHE80の方がいいかもしれません。でもどっちを選んでも差はないみたいですから、タイムセールで安い方とか好きな方を選べば良さそうですね

2/4追記 2TB版について

4TB版は少し前に買って保管しておいたものについての確認ですが、新しくHE70の2TB版をおかわりしましたのでそちらについても追記します

2024年2月3日購入です

Hanye SSD

ということで当たりの蝉でした

今回購入したのもこちらのAmazonで買いました。蝉族の中でもHanyeは意外と当たりのタマが多いのでしょうか。ただ、2024年時点でもちゃんと当たりが確認できたとはいえガチャ要素がある点には十分にご注意下さい

まとめ

ということで今回はHanyeのHE70とHE80の違いについて書かせていただきました

どちらも差は無いので好きに選んで良さそうなのです。ただ、繰り返しになりますがそもそもどういった基盤のSSDが来るのか自体がガチャになってしまうのが蝉族SSDです

型番がどうこうなんてことを気にする必要は無いので、むしろガチャ運に恵まれるように日ごろから善行を重ねておくことの方が大事かもしれませんね(笑)

それではまた~

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