iPad Proのメモリ6GB版は4GBより動作がスムーズな気がしてきた

iPad Pro メモリ差 性能 Apple

昨年11月、第3世代iPad Proの1TB版を購入しました。もちろんメモリ6GB目当てです

しかしその後、メモリの増加分は大容量ストレージのキャッシュに割かれるという説が有力となり、ネット上でも「6GBと4GBで動作上の違いはない」というレビューが多くなりました

幸い私はお正月返品期間に該当していたため、無駄容量の1TB版を返品し64GB版を購入し直したのですが、使い込んでいくうちに

どうも6GBと比べて4GB版の方は処理に遅れを感じる

ようになったため、そのあたりの点を書いてみたいと思います

スポンサーリンク

4GBと6GBで差を感じた部分

私の使用環境で全てを試せたわけではないのですが、今後も検証は続けていくとして、違いを顕著に感じたのは以下の3点です

1.SideBooks使用時における、ページ送りのスムーズさの違い

思いっきりメモリの影響を受ける処理だと思うのですが、ネット上の「差は無い」という意見を信じたらこのザマです…

SideBooksアプリ上でページを読み飛ばしたくて高速で連続スワイプしていくと、次第にプリロードがかかるようになります

プリロードって?

アプリの動作や処理をスムーズにするために、完全に読み込めてない画像やブランク画像を読み込むことだよ

ウェブサイトのレイジーロードみたいなものかぁ

本来の「プリロード」の意味は「予め読み込んでおく」ってことだけどね

 

iPad メモリ 4GB 6GB 違い

この時にプリロードがかかるようになるまでの処理数(ページを送る数)が違うのと、プリロード自体も少し長めにかかるように感じました

メモリ6GB版を使っていた時は、20ページぐらい飛ばしてもほとんどプリロードがかからずスルスルとページを送っていけたのですが、今の4GBモデルだと3ページぐらい早送りしただけですぐにプリロードがかかります

iPadメモリ6GBと4GB版の性能差を計るための動画2

これで困ることがあるかというと特に困らないのですが、ネット上に溢れている「差が無い」という情報は間違いで、やはりアプリ上の処理でもメモリ差は出るのではないかと感じました

なお、検証に用いたのは1ページの解像度が680 × 960pxでPDF形式というマンガです

2.動画編集(LumaFusion)のトランジション処理でカクつく

2点目は動画編集時に感じました

メモリ6GB版を使っていた時にはトランジションやエフェクトをかけた状態でも、タイムライン上のスワイプ操作・プレビュー再生ともに引っ掛かりが無く再生できていたのですが、4GB版に変えたところ、スワイプでもカクつくし、プレビュー再生でもカクつくようになってしまいました

iPad メモリ 4GB 6GB 違い

これは動画を見ていただくのが分かりやすいと思います

iPadメモリ6GBと4GB版の性能差を計るための動画

影響があるのかと問われると、これまた「大した影響は無い」ことなのですが、明らかにスムーズ性が損なわれたのはショックでした

なお「レンダリング」に関しては4GBと6GBによる差は感じません
あくまでも編集中のプレビューの際に感じる違いということになります

 

通常のPCソフトであれば、プレビューのスムーズさに影響を及ぼすのはメモリです

今回差を感じた部分がまさにプレビュー時の滑らかさだったことを考えると、やはりメモリの容量によりアプリの動作性の違いはある! と感じずにはいられません

なお、検証に用いたプロジェクトは4K素材にカラー調整(LUT)を当て、トランジション+テキストアニメーションを加えた動画です

3.長尺の動画編集をしていると落ちる

その後さらに使い込んでいって気になってきた部分です

こちらも動画編集アプリLumaFusion使用時における話なのですが、長尺の映像編集をしているとアプリがフリーズして落ちることが多いように感じます……

長尺といっても、元々の動画が長いだけならたぶん問題ないです
ただ、たくさんのムービークリップを使った結果、プロジェクトが長尺となってしまったような場合にはメモリ不足からアプリが強制終了しているように感じます

アルファ処理(不透明度を下げる)でのキーアニメーションや、クロマキーを使っていると特に落ちる気がします

これらも一般的にメモリが影響する部分
ということは……(´;ω;`)ブワッ

まとめると

6GB版を返品してしまっているので並べて検証ができないのが残念なのですが…

一般的なアプリやソフトがメモリを使う処理(高速スワイプ、動画編集プレビュー)において、iPadの2種類のアプリでもどちらも差を感じられました

ですので6GB版のiPad Proは、コンピューターが通常メモリを食う処理をさせるケースにおいて、他のOSと同じように「メモリが多いことによる優位性がある」のではないかと感じます

 

今後も他の種類のアプリで検証は続けていきたいですが、もし本当にメモリによって差が出るとしたら、これらの操作では6GB版のiPad Proの方が有利ということになります

  • アプリの同時大量起動
  • 画像編集ソフトでの大量レイヤー+フィルター多用
  • DTMでのプラグインの多用
  • 4K動画編集時のプレビューの滑らかさの差

普通に使う方であれば問題ないと思いますが、これらの作業をする方は要注意です
アプリの同時大量起動というのも一般的な使い方の話ではなく、例えば

DTMでオーディオバスを使用してDAWアプリを起動しつつ、Inter app AudioでVSTインストゥルメントをたくさんバイパスさせる

というような使い方などを指します
そうしたケースでは注意が必要になるかもしれません

 

もちろんここで書いたことは私が感覚的にそう感じるというだけの話ですし、6GB版が手元にないので検証ができていないです

また、各アプリ毎に最大メモリ使用量が設定されている可能性もあり、そうした場合には6GBを使っても4GB版と差が無いということもあり得ると思います

 

いち個人がソースも出さずに喚いているだけだと言われてしまうとその通りなのですが、別に製品をディスるつもりはないですし、今でもiPad Proは気に入っています

しかし最後に私の正直な気持ちを書くと…

6GB版 返品しなければよかった……

なんです(泣笑)

使い方に対してオーバースペックを求める必要は無いですが、自分にとって本当に必要な部分に差が出てしまうと悲しいですので、みなさんはどうか後悔の無い選択を・・・

スポンサーリンク

コメント