iPhoneやMacをヤフオクで買う時、ここだけは騙されたくない

iPhone MacBook オークション 確認事項 Apple

先日こんな記事を書きました

各iPhoneを一風変わった視点から比較して最適なモデルを探す
iPhoneの買い替えを検討しているので、iPhone 5sからiPhone 11までをガジェオタ視点から比較検証した記事になります。性能やバッテリー持続、ベンチマーク結果やチップ種別と言った、一味違った比較検証を行っています

ここで書いた通り、iPhoneが限界なのでヤフオク相場が下がるタイミングを狙って新機種(中古)に買い替えようと思っています

私はオークションをよく利用していますし、あまり苦手意識みたいなものもないのですが、ことApple製品に関しては少し注意が必要かなと感じています

Apple製品は人気が高く需要も多いのは想像に難くないと思います

加えて、Windows機やAndroidと比較して、言葉は悪いかもしれませんが『あまり詳しくない顧客が多い』、『偏った知識を持っている顧客が多い』というちょっと特殊な市場でもあると感じます

その結果として、騙す……とは言い過ぎかもしれませんが、ちょっと悪質だなと感じる出品者が多いなぁという印象を抱いています

今回の記事は主に自分が買い替えるための記事ですが、私と同じくオークションでApple製品を購入しようと考えている方のために「この点だけは注意したほうがいい」という部分を書いてみようと思います

といっても他サイト様が既に書いてるようなアクティベーションロックの解除だとかネットワーク制限だとか、そういう当たり前のことは書きません

私を含めた、自称「中級者」が陥りやすい罠について書いてみたいと思います(笑)

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iPhoneを買う人が気にしているけど、実は罠が潜んでいる部分

まずは私も買い替えを検討しているiPhoneについて

iPhoneを買う時に真っ先に確認する3項目は

  • 商品状態(傷など)
  • ネットワーク利用制限の有無
  • アクティベーションロック(iPhoneを探すがオフになってるか)

だと思うのですが、この後に続く4番目に確認されることが多い項目があります。それがバッテリーの消耗具合

iPhone 6以降で、iOS11.3以降にアップデートされているiPhoneは、apple純正の機能としてバッテリーの状態(ベータ)という機能が利用できます

iPhone オークション 確認事項

この中に「最大容量」という項目があるのですが、これが100%に近いほどバッテリーは新品に近く、低下しているほど劣化の進んだバッテリーであるという目安になります

iPhone オークション 確認事項

ここが80%を切っていると、appleのバッテリー交換プログラムの対象となるほど劣化の進んだバッテリーだということになります

リチウムイオン電池は鉛電池等と違ってメモリー効果が無いため、継ぎ足し充電をしても見た目上の容量はほとんど変化しません。しかし当然のことながら寿命というものはあり、一般的には500回程度の充放電をすると寿命を迎えると言われています

バッテリーの状態(ベータ)が、交換の目安となる80%という数値を表示するのは、一般的な寿命である500回という充放電回数と同じであることをappleも公式に発表しています

1回の充放電とは、そのバッテリーが持つ容量を溜めた or 消費した際にカウントされます。

例えばiPhoneのバッテリーを50%まで使って再び充電したとしたら、充放電回数は共に0.5回。これを2回繰り返すと、充放電回数は1回となります

1日で0から100まで溜めて、その日のうちにまた0まで使い切る――なんて人も意外と多いような気もしますが、ここでは贔屓目に見て、1日で容量の2分の1を消費してまた充電したとします。すると2日で1回分の充放電がカウントされることになります

先ほど書いたように、500回の充放電でステータスが100%から80%まで、20%分減少します。ということは、1%減少する充放電回数は25回と考えることができます

2日間で1回の充放電がカウントされるわけですから、25回カウントされるまでの日数は50日。つまり約1か月半ちょっとと考えることができるわけですね。3ヵ月で2%減少。発売から1年なら8%の減少。2年なら16%の減少です

この範囲内に収まっているiPhoneであれば、一般的な使われ方をされた機種だと考えることができるため比較的手を出しやすいですが、これを大きく下回っているようだと酷使されてきたiPhoneの可能性が高まります

ソシャゲなどヘビーにプレーしてきた機種である可能性が高いので、個人的には避けたい品かなと感じます。ただし、出品説明欄に「ストアでバッテリー交換済み」と書かれていた場合はその限りではありません

 

しかし、もっと気をつけないといけない出品者がいます

それは、出品しているiPhoneのバッテリーの状態(ベータ)が軒並み100%の出品者です。「そんな奴いる!?」と思うかもしれませんが、実際に目にしました。iPhone 7みたいな古い機種でも100%です

実はiPhoneというのは、個人でバッテリーを交換することが可能となっています。試しにAmazonを見てみると

こんな商品が千円ちょっとで売られています

ほぼ間違いなく、こうした出品者というのは自身でバッテリー交換を行った後、出品しています。なぜならバッテリーの状態(ベータ)によってバッテリー残量を確認するのは当たり前、という風潮が出来てしまったからです

バッテリーの残量を掲載していない出品者は敬遠され、残量がより多いものほど高値で取引されています。こうした事情から、千円ちょっとの出費と10分程度の作業を行うだけで落札価格の跳ね上がる”ひと手間”をかける出品者がいるんですね

この点について

わざわざ新品バッテリーにしてくれたのか

ラッキー♪

と思える人なら何も気にする必要はありません。しかし私はこう考えてしまいます

商品説明に「新品同様」とか書かれてるけど、自分でケースを開けてバッテリー交換しただけだろうな。

ということは内部にどこか破損があるかもしれないな。

バッテリーもapple純正品じゃなくて、よく分からん中国製バッテリーが入ってるのか……心配だな。

殻割りしたiPhoneをappleサポートは受け付けてくれるかな……。

出品者がappleストアやappleサポートでバッテリー交換したなら全く問題ありません。しかしほぼ100%その可能性は無いと思います

なぜなら「メーカーにてバッテリー交換済み」と書いた方が落札価格が上がるからです。明らかに事業(副業)としてオークションを利用している人がこれを書かないはずがありません。書いてないのは、書けないから

つまり、自分でバッテリー交換をしているからだと思っています

また、こうした出品者に限って「新品同様」とか「ほぼ未使用」とか書いてます。正直、「嘘つくな!」と思ってしまいます

これだったら経年相当にバッテリーが劣化しているiPhoneの方が全然信用できます。勝手に殻割りされた機種は、内部がどのような状態になっているのか不安で仕方ないです

iPhoneのバッテリー交換は機種にもよりますが5,400円、または7,800円です。普通に劣化している機種を購入して、寿命が来たら自分で交換を依頼する方が遥かにマシだと感じます

考え方は人それぞれかもしれませんが、私は先ほどの一般的な消耗度に照らし合わせて、普通の使われ方をされてきたiPhoneを購入したいと感じます

MacBookを買う人が気にしているけど、実は罠が潜んでいる部分

おまけ的にMacBookについても書いておきます

何となくお分かりだとは思いますが(笑) MacBookについても注意すべき点は一緒で、バッテリーの充放電回数と最大容量についてです

apple製品の中でiPhoneとMacBookだけが、バッテリの状態を表示する機能を備えています。iPadやiPod touch、Apple Watchにこの機能はありません。以前は「バッテリーライフ」というアプリで確認できましたが、iOS12になってから確認不可になりました

見る手段が無ければ、どれだけ劣化が気になろうとも確認のしようがありません。ということは悪質な出品者も、わざわざ手間暇かけて騙すようなマネはしてこないと考えられますので、ある意味安心できると言えます

しかしiPhoneとMacBookはそれが見えてしまうのです。人間、見えてしまうと気にせずにはいられないものですよね

そんなわけでMacBookについても、長年使用されてきたにも関わらずあまり使用されていないかのように偽装する方法がありますのでご紹介します

MacBookはバッテリーの最大容量で劣化状態を確認できるほか、サイクル数(充放電された回数)を確認する機能も備わっています

macbook オークション 確認事項

サイクル数が多いのはバリバリ使われてきた機種であり、少ないのはあまり使われてこなかった、使用感の少ない機種なのかな? と考えてしまいがちです

でもそうとは限りません

これは以前のMagSafeと言われる電源コネクタを採用していた2015年以前のモデルが該当するのですが、MagSafeコネクタはちょっとしたひと手間を加えるだけで、バッテリーの充電をしないようにしつつ、給電だけは行う、ということができるようになっているためです

macbook オークション 確認事項

これがMagSafeコネクタなのですが、この5つのピンが出ている中の真ん中の部分。これがバッテリーを充電するための電極となっています

これさえわかれば充電せず給電だけ行う方法はめちゃ簡単です

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このように絶縁テープを貼り付けるだけ。5秒で終わります

こうすることで、ACアダプタを接続してMacBookをハードに使い倒したとしても、ほとんどバッテリーの充放電回数を増やさずに使っていくことが可能です

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MagSafeアダプタを挿し込むとこのようにオレンジに光ります。これが充電中のサイン

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画面表示はこのようになります

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しかし絶縁していると、このようにランプが光らなくなります

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画面表示を見ると、充電はできないけどACアダプタによって動作していることが分かります

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画像は私の使っている2015年のMacBook Proですが、4年前のモデルでありながら充放電回数はなんと22回です(笑)でも、バリバリ使っています

これはバッテリーを労わるためにやっている人が多いと思いますので、騙すというのとはちょっと違うかもしれません。でも、こういう知識を持っている人はほぼ間違いなくガジェオタです

ガジェオタはPCを丁寧に扱う人が多いと思いますが、その代わり様々な用途でハードに使用しているケースが多いと思います

MacBookの充放電回数が少ない = あまり使われていない、とは言い切れませんので、出品者の説明や過去の取引評価などをしっかりと確認するようにした方がいいと思います

ちなみに近年のUSB-Cアダプタは絶縁が困難ですので、2015年Macbok無印以降のモデルであれば、まず偽装は無いと思って大丈夫です

まとめ

ということで、私が中古取引(落札者として)をする際に気をつけたいことをまとめました

  • iPhoneのバッテリーの状態(ベータ)100%を信じすぎない方がいい。むしろ不自然ですらある
  • MacBookの充放電回数と使用時間や使用状況はイコールではない

というあたりが注意点となりましたね

いったい誰得なのか? という感じの、かなり自分のためだけの記事になってしまった感がありますが、もし同じように中古の購入――それも、ある程度年式の古い機種を購入しようとしている方がいましたら、参考になる部分があれば嬉しく思います

と言っても、私ほど神経質な人はあまりいないかもしれませんよね…orz

嫌な落札者だと自分でも思いますが、「えぇ……」と思う商品が届いても全て「非常に良い」評価をつけて、不満は自分の中だけで押し殺している小市民ですのでお許しください

それではまた~

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