前回に引き続き、出張中のため短めの記事になります
先日Mavic 3 Proに関する記事を公開しましたが、もうひとつDJIの新たなドローンとして噂されている新製品『Inspire 3』についての噂をまとめてみたいと思います
と言ってもこちらはMavic 3 Pro以上に情報が無いのですが……
現時点で噂されているInspire3に関するアレコレ
今回も、まずは一覧でざっと挙げるのが分かりやすいかと思いますのでご紹介
- 2020年半ばに登場？
- Zenmuseカメラのラインナップが増える？
- インテリジェントバッテリーは刷新される？
- プロポが変更になる？
- ボディデザインも再設計される？
- ADS-Bレシーバーを搭載しAirSenseに対応する
このようになっています
まずリリース時期なのですが、これは2020年の中頃になるのではないかと予想されています。この予想通りなら、Inspire 2が登場してから実に3年半を経てのバージョンアップということになりそうです。それだけ2の完成度が高かったということなのですかね
何にせよ久しぶりの新モデルとなりますので、期待が高まるのも頷けます
続いて最も気になる人が多いであろう撮影システムについてです
（たぶん）Inspire 3のリリースと合わせる形で、Zenmuseシリーズのラインナップが改善されると言われています。もしかするといよいよフルサイズのセンサー採用というあたりも期待できるかもしれません
画像引用：DJI
※画像は既存のZenmuse X7
このZenmuseのラインナップが増えたとして、例えばこれまでのZenmuseシリーズ、特にZenmuse X4Sのような古いモデルと互換性があるのかは不明です。まあ多分大丈夫そうな気はします
逆に、新しく登場するZenmuseカメラがInspire 1や2でも使えるのかどうかも不明です。こっちはちょっと読めないところですが、恐らく1はかなりの高確率で無理。2に関してはカバーしてくれると嬉しいのですが……
お次はバッテリーについてです
Inspire 2はデュアルバッテリーにより長時間フライトを可能としていましたが、このバッテリーが刷新されるとの噂が飛び交っています。どの方向に刷新されるのかは不明
画像引用：DJI
※Inspire 2バッテリー
シングルバッテリーで容量を増やしてくるのか、それともデュアルバッテリーは続投したうえでの変更なのか……デュアルバッテリーは並列接続であるため長時間フライトに貢献することはもちろん、安全という観点からもメリットがありました。その方針を続けてほしいと思います
さらに、プロポも変更になると言われております。これはありそうです
画像引用：DJI
※Inspire 2プロポ
最近のDJIドローンの伝送方式は、旧来のLightBridgeではなくOcuSyncを採用する傾向にあります。ほぼ間違いなく、Inspire 3もOcuSyncに置き換わっていくのではないかという予想にはとても納得。もしかするとこのタイミングで、さらにレイテンシーを抑えたOcuSync3.0が登場するかもしれませんね
ボディデザインについてはほとんど何も分かっていないようです
ボディは再設計されるという情報だけは飛び交っていますが、1→2の変化のように形状の変更はほとんど無いのか、それとも大胆なデザイン面での変更があるのかはまだまだ先のお楽しみということのようですね
Inspireシリーズはその用途上スピードを出せる仕様にしないといけませんので、流線型のボディデザインは維持されるような気はしています
最後のADS-Bレシーバー搭載だけは「？」マークが付かない確定事項です
DJIは公式に、2020年1月以降に発売する250g以上の全てのドローンに対してADS-Bレシーバーを搭載し、航空機を検知できるようにしたAirSenseシステムを搭載することを発表しています
2020年半ばに発売される（？）Inspire 3にも、当然この機能が盛り込まれることとなりますね
まとめ
以上が現時点で私が知っているInspire 3に関するネット上の噂になります
ここまで見てきた通り、ボディもプロポもカメラもバッテリーも変わると言われていますので、噂通りであるならフルモデルチェンジが待っている！ と考えていいってことになりますね
発売時期が2020年半ばというのはMavic 3 Proと少し期間が空いています。ターゲットとなるユーザーはあまり被っていないと思いますので、純粋な開発段階による差なのだと思われます
個人的には新しいZenmuseシリーズのラインナップが非常に気になるところ
記事中でも書きましたがフルサイズセンサーのカメラユニットが出てくれたらかなり嬉しいです。しかしそうなるとイメージサークルが大きくなるので、レンズが巨大になりペイロードオーバーしてしまうというジレンマもあるのかもしれません
それでもきっと、DJIなら何とかしてくれる！ と信じつつ、続報を楽しみに待ちたいと思います
それではまた～
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