※画像出典:Apple
※3/19 第2世代iPad Proとの性能比較を追記
噂されていたiPad mini5が25日のイベントを前にしてしれっと登場しました!
これは予想外だったので嬉しいです
早速注文しましたが到着が4月1日頃とのことらしいです
それまで期待に胸を膨らませる意味で、スペックを確認していきたいと思います
iPad mini5はA12 Bionicチップ搭載!
これは想像以上でしたのでかなり嬉しいポイントです
iPhone XSやXRと同じA12 Bionicチップが搭載されることが決まりました
A11ならまぁ御の字と思っていたので、予想以上のスペックに大興奮です
比較の意味でmini4のA8チップ、そしてiPad ProのA12Xチップを交え、それぞれのスペックを掲載してみたいと思います
A8チップ (iPad mini4) |
A12チップ (iPad mini5) |
A12Xチップ (iPad Pro) |
|
コア数 | 2コア | 6コア | 8コア |
クロック | 1.5GHz | 2×2.5GHz + 4×1.5GHz | 4×2.5GHz + 4×1.5GHz |
Geek Bench | シングル:約1,700 マルチ:約3,000 |
シングル:約4,800 マルチ:約11,000 |
シングル:約5,000 マルチ:約17,800 |
Antutu | 約78,000 | 約355,000 | 約557,000 |
GPU Bench (GFX Bench) |
5.9FPS Manhattan 3.1 On screen |
51.0FPS Manhattan 3.1 On screen |
76.5FPS Manhattan 3.1 On screen |
さすがにiPad Proにはかなわないものの、かなりの高性能です
特にiPad mini4と比べると天と地ほどの性能差がありますね
これはめちゃめちゃ嬉しいです
3/19追記
第2世代iPad Pro(2代目の12.9インチと10.5インチ版)との比較も気にしてる方が多いようでしたので、こちらも掲載します
A10Xチップ 第2世代iPad Pro |
A12チップ iPad mini5 / 新型iPad Air |
|
コア数 | 6コア | 6コア |
クロック | 3×2.38GHz + 3×省電力コア | 2×2.5GHz + 4×1.5GHz |
Geek Bench | シングル:約3,900 マルチ:約9,300 |
シングル:約4,800 マルチ:約11,000 |
Antutu | 約275,000 | 約355,000 |
GPU Bench (GFX Bench) |
53.4FPS Manhattan 3.1 On screen |
51.0FPS Manhattan 3.1 On screen |
GPU Bench (3DMark) |
110,000 Ice Storm Unlimited 1280×720 Graphics |
160,000 Ice Storm Unlimited 1280×720 Graphics |
以上のような結果となっており、わずかにiPad mini5の方が性能が良いです
GPUについてはGFX BenchのManhattan3.1ではわずかにiPad Pro10.5インチの方が優れていますが、より上位のベンチであるCar Chaseにおいては29.5FPS vs 32.5FPSでA12チップの方が勝っています
また、Windowsの人にも分かりやすいように3D Markの結果で言うと、Icestorm UnlimitedのGraphicsスコアは110,000 vs 160,000でA12チップの方が勝っています
Iris Plus 650のスコアが160,000ですので、それと同等のグラフィック性能となります
ちなみに最近よく聞くNvidia MX150のスコアが約225,000ですので、A12チップはMX150よりやや劣っているぐらいのGPU性能となります
A10Xの方は「X」付きのSoCですので、GPU性能はiPad Pro前モデルの方が優れていると思っている方も結構いるようですが、GPU性能においても新型iPad miniは旧型のiPad Proを超えているというのが正確なところです
旧型iPad Proが新型のiPad miniやiPad Airに勝っている点は、メモリが4GBであることと120Hzリフレッシュレートの液晶であるところ、そして4スピーカーであることという部分だけであり、処理能力はiPad mini5の方が優れているということになります
すごい!
Apple Pencil対応&Touch ID対応!
さらにiPad mini5はApple Pencilと、指紋認証のTouch IDに対応しています
ペンが使えるというのは待ち焦がれていた人も多いはずで、これまたリーク通りとはいえめちゃめちゃ嬉しいポイントです
ホームボタン+Touch IDというのも未だにファンが多く、この機能がそのまま残っているのも非常にポイントが高いです
ただ残念な点もあって、Apple Pencilは第1世代のみ対応となっており、それに伴ってコネクタもTYPE-CではなくLightning端子のままとなっています
ペンのためにLightning端子なのか、Lightning端子だから初代ペンなのかは不明ですが、この点はちょびっとだけ残念でした
でも嬉しい
ストレージは64GBと256GBの2バージョン メモリ容量はどうなるのか?
ここで焦って飛びつくとProの時の6GB問題 と同じように痛い目見る気もしたのですが(笑)買ってしまいました
今回のアップデートではストレージ容量が64GBか256GBかの2択となっています
最大で256GBであればRAMをストレージキャッシュに割く必要は無いはずなので、恐らくメモリ容量は共通だと思われます
そのメモリ容量自体は例によって公開されていませんが、個人的な予想ではiPhone XRと同じ3GBではないかと思っています
何かの間違いでXSやXS Maxと同じ4GBが載っていたら天にも昇る気分です
逆に2GBのままだったら地獄に突き落とされる気持ちになりますが、2GBの可能性は限りなく低いんじゃないかなと考えています
※予想通りメモリは3GBでした
カメラ性能や無線性能も着実にアップ!
搭載されるカメラについて
リア側のカメラは800万画素の性能
(多分)1/2.3裏面照射型CMOSセンサー採用で、レンズ性能は5枚レンズ群のf2.4となっています
4K動画には残念ながら非対応ですが、フルHD30Pでの撮影が可能となっています
また、720P画質で良ければ120FPSのハイフレームレート撮影も可能ですので、スローモーション動画なども楽しめます
フロントカメラはFaceTime HDカメラとなっており、こちらも最大で1080Pのフルハイビジョン画質で動画の撮影が可能です
無線機能も着実に進化
iPad Proと同じ品質で通信が行えるWi-Fiモジュールを搭載しており、2.4GHz/5GHzの同時デュアルバンドに対応しています
Bluetoothは最新のBluetooth5.0にまで対応
セルラーモデルのLTE通信については、日本の主要バンドはほぼ全て網羅しています
管理人の使っているdocomo網は、バンド1、3、19、21、28全てカバーされていました
嬉しい!
ちなみに対応SIMはnano SIMです
画面はRetina! フルラミネーション&True Toneディスプレイです
廉価版だからフルラミネーションではなくなってしまうのではないかと言われていましたが、ちゃんとフルラミのままでいてくれました!
しかもiPad Proと同じTrue Toneディスプレイ対応となり、より画面が見やすくなることと思います
色域もiPad Proと同じP3色域をカバーという大盤振る舞いです
もちろんRetina解像度もそのままで、7.9インチという画面サイズもあって326ppiという高精細さは変わらず残っていますよ
残念な点
以下はちょっと残念だった点です
まず、噂されていたSmart Keyboardの対応は残念ながら叶いませんでした。キーボードはbluetoothキーボードのみ対応となります
次にスピーカーですが、iPad Proと同じ4スピーカー化が期待されていたものの、こちらもステレオ2スピーカーのままとなっています
さらにセルラーモデルを選ぶ大きな理由であるGNSS機能についてなのですが、iPad Proと違ってGPSとGLONASSのみに対応です……
GalileoとQZSS(みちびき)に対応しているiPad Proと比較すると、ナビの精度はやや落ちるかもしれません
今後も情報が入り次第色々と更新していきます
また、実機が届いたら色々調べてみようと思っていますので乞うご期待!
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