iPhone11が発売されました。私は世間の感想というかレビューには疎いんですが、何だかあまり評判が良くないんですかね？ カメラを絶賛する書き込みは掲示板やSNSで見たような覚えもありますが……
よく分かりませんが、その原因は「あんまり変わってない感」にあるのではないかと思いました
しかし来年登場が予想されているiPhone12（仮）は、大幅な刷新があると言われているため個人的にはとても期待しています
今回は、現時点で噂されているiPhone12に関する情報と、個人的に今度こそ実現してほしい機能についてまとめてみたいと思います
iPhone12に関する噂
あまりダラダラ書くような記事でもないので、まず現時点で分かっているiPhone12のスペックに関する噂を箇条書きにしてみたいと思います
- ノッチの廃止
- メタルフレームをガラスで挟み込む機構
- Touch IDの復活（液晶内埋め込み式指紋認証）
- 5G通信への対応
- サイズの変更（5.4インチ/6.7インチ）
- レーザーによるTime of flight方式のセンサーが背面に搭載
と言われております。これらの噂は著名アナリストのミンチー・クオ氏が語ったもので、Apple製品好きな方にはもはやお馴染みですね
まずノッチの廃止と、機構についてなのですが、リリース当初は大不評を買ったものの最近は認められてきた感のあるノッチがついに無くなるのではないかと言われております
ノッチは、狭額ベゼル化が進んだのはいいものの、フロントカメラやTrue depthを実現するための赤外線センサーを搭載するためのスペースが無くなってしまったことを受けて苦肉の策で追加された機構です
しかし技術の進歩もあったのか、iPhone12ではノッチのない昔ながらのiPhone風デザインになると言われています。またそれと関連してなのか分かりませんが筐体デザインも大幅に変更され、直線的なメタルフレームをガラスで挟み込んだiPhone4の頃のようなデザインになるとも言われています
噂をもとに作成されたフェイク画像
引用：twitter
続いてTouch IDの復活なのですがこれはめちゃめちゃ嬉しいです
iOS13を使った方なら分かるかと思いますが、Touch IDの検出精度はiOS13でかなり向上しており、あっという間にロックを解除できるようになってきています。このスピード感であれば、指をグッと押し付けるのではなく、使おうと思って端末に触れれば自然とロックが解除されるという使用感まで持っていけるかもしれません
しかも指紋認証は液晶画面に組み込まれますので、本当に自然にフッと触れればいいということになり快適な使用感が得られそう。今のTouch IDもFace IDも、「ロックを解除するぞ」と、ちょっと身構えて解除している感はありますので、このあたりは嬉しいポイントです
アプリ購入の際の認証については特に、画面内Touch IDであれば「インストール（購入）」ボタンがそのまま認証も兼ねてくれそうですので非常に便利になると思われます
5G通信への対応についても確実だと言われておりますね
Appleがクアルコムと和解したことで、クアルコム製チップを搭載。同時に5G通信への対応となるでしょう。あとはキャリアの頑張り次第という部分になりますが、リリース当初はあまりありがたみを感じられないかもしれません
同じ出力の電波は周波数が高くなるほど通信距離が短くなり回折性も低下しますので、町中に5Gの通信設備が乱立するようになるまでは都心の方限定の恩恵となるのではないでしょうか
サイズの変更も嬉しいポイント
現状のiPhoneラインナップでいちばん小型なのが5.8インチというのは、やっぱりちょっと大きすぎる気がします
iPhone8は4.7インチで販売が続いてるけど、言ってしまえば旧モデルですし……
5.4インチのiPhone12 Proが登場すれば、性能はフラッグシップでありながらサイズ感はこれまでで最も小さい機種となるわけですので、個人的にかなり魅力的な機種となり得ます
最後のToF方式のセンサー追加についてはどうなのでしょう
これは主にレーザースキャナーなどに用いられる測距方式で、レーザーを対象物に照射してそれが跳ね返ってくるまでの時間をもとに3次元形状を取得するというシステムです。これが背面に搭載される、というように言われておりますが……
恐らくiPhone11で採用された3眼カメラを2眼に減らすことは考え難いですので、背面カメラは4眼（3眼+1ぐらいのサイズ感だと思われ）になるのではないかと思います
私は最初、このシステムがTrue Depthを置き換えるものだと思っていました。つまりフロントカメラ側につくのだと思い込んでいたのですが、クオ氏によると背面につくのだそうです
True Depthカメラと併用でこのセンサーが搭載されるのか、それともTouch IDが復活することでFace IDは不要だと判断してTrue Depthをオミットするのか（だからノッチも無くせる）のかは今後の情報を待ちたいところです
とこのように、iPhone11からiPhone12へのアップデートは非常に大きなものになると予想されています。iPhone11に満足している方はそれはそれでいいと思いますが、買い替えに踏ん切りがつかずイマイチ迷っている方は、あと1年我慢してiPhone12を買う方が、満足度というかワクワク感は高いと思いますよ
iPhone12に期待すること
ここから先はまことしやかに囁かれている噂などではなく、私の妄想というか願望です
せっかく大幅なアップデートをするわけですから、どうせならとことんまで進化させて欲しいと思います
望むことその1 Apple Pencilへの対応
結局今回も叶わなかったApple Pencilへの対応ですが、どうか次こそは対応してほしいと切に願います。できればGalaxyのSペンのように、iPhoneに最適化したサイズとしてリリースしてほしいです……
アメリカの人の考えだと、あのちっこい画面にチマチマ文字を書くというのが中々イメージしづらいのだと思いますが、日本人はそういうせせこましい作業を求めているのです
実現可能性は低い気もしますが、ここはどうにか期待したいところ
望むことその2 マウスへの対応
これはiPhone12というかiOS14への期待になってしまうのですが、次期iPhoneではマウスに正式対応して欲しいと願います
いちおうiOS13でマウスへの対応は果たしましたが、こちらの記事でも書いた通りこれはあくまでアクセシビリティ機能の一環であり、ほとんどPCと同じ感覚でマウスを使えるAndroidと比べると、まだまだ機能が不十分です
iOS14ではもっとMacに寄せたマウス機能の実装を望みます。ただそのためにはアプリ側の大幅な見直しが必要にもなるため、しばらくは（ずっと？）タッチをエミュレートしただけのマウス操作で我慢する必要があるのかもしれません
望むことその3 MicroLEDディスプレイの採用
これは別に今のOLEDのままでも満足しているのでいいのですが、マイクロLEDパネルを採用してくれると何となく「進化した」感を得られるのでちょっと期待したいところです
マイクロLEDパネルは、画面の発色の良さ、輝度の高さ、高コントラスト比、短い応答時間というOLEDの利点はそのままに、より低消費電力で寿命も伸びるといういいことづくめのパネルです
欠点はLEDの品質のムラとコストだと言われておりますが、近年は品質もかなり安定してきているので残る問題はコストだけ。採用はより小型のApple Watchが先な気もしますが、もし値段が大きく変わらないなら採用してくれたら嬉しいですね～
私は一度も遭遇したことがないですが、焼き付きを心配しなくてもいいという点は、ゲームプレイ中や動画鑑賞中などに寝落ちしてしまいがちな方でも安心なのではないでしょうか
おわりに
ということで今回は、2020年に発売が予想されるiPhone12について書かせていただきました
ここで紹介した噂のいくつが実現するのかは分かりませんし、後半に関しては完全に私の願望だけです。しかし、ジョブズがいなくなってからダメになったと言われるAppleではありますが、きっとここに挙がった以外にも画期的な機能を取り入れ、私たちをアッと言わせてくれるのではないかと期待したい気持ちも大きいです
来年の9月を楽しみに待ちたいですね
それではまた～
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