通信容量無制限でdocomo・au・ソフトバンクの全キャリアの回線が使えるポケットWiFiサービス「どんなときもWiFi」の人気がヤバいことになっています
未だに申し込みが殺到して、2019年6月現在は在庫解消目途が立たず、一応7月頃に入荷予定だけど、確約はできないので予約扱いとなってしまうという状態だそうです
知れば知るほどサービスやスペックが素晴らしいですので人気も納得なのですが、すご~く心の狭い発言をしてしまうなら、早期から使っていた身としてはこんなことが気になります
受注が追い付かないほどたくさんの人が使い始めたら、通信速度が遅くなっちゃうんじゃないの!?
自己中・どケチ・人間のクズと言われても仕方ない身勝手な言い草だとよく分かっているのですが、私はリモートデスクトップ用回線としてiPadを最強PCにするためにどんなときもWiFiを契約していますので、いくら容量無制限であっても速度が出ないと困るというか、意味が無くなってしまうのです
ちなみにiPadをリモート機とした時にどのくらいの通信速度が必要かは以前の記事で検証しましたので興味ある方は参考にしてみて下さい
そこで今回は2019年6月現在においてのどんなときもWiFi実機速度測定結果と、以前と比べて速度がどの程度遅くなってしまったのかを検証してみたいと思います
どうにかリモートデスクトップができるぐらいの速度は維持してほしいですが果たして……!?
どんなときもWiFiの実力 申し込みが殺到する前
まずはまだ使っている人も少なかった時代における、どんなときもWiFiの通信速度測定結果を確認しておきたいと思います
こちらは夜の9時半という、中々に混雑しそうな時間帯に測定したどんなときもWiFiの速度です
下り:38.7Mbps
上り:12.5Mbps
利用者が少なかった頃はこれだけすんごい速度が出ていました。しかも過疎時間帯ではなく、帰宅中の方や家でのんびりしている人が多く使用する夜のゴールデンタイム付近でこの速度だったのですから恐れ入ります
これは他の使い放題のWiFiサービスよりも圧倒的に高速で、何かと取り上げられるWiMAX 2+よりも明らかに速いです(特に上り)
て言うか、WiMAXをヨイショする記事ばかり検索に引っ掛かってくる現状をGoogleは改善すべきですよ。アフィリエイターの食い物にされてしまってます。別に広告で稼ぐことが悪いとは言わないですけど、商売としてやってんなら趣味の人以上に情報の正確さに気を付けて欲しいものです
使ってもいないくせに金儲けのために適当なことばかり書いてるサイトは本当に腹が立ちます。通信サービス選びは最新の実測定結果をtwitterなどで検索して、それに基づいて判断されることをおススメします
どんなときもWiFiの実力 利用者増加の現在
怒りのあまり話が脱線してしまってすみません(笑)
ということでかつてはMNO並みの神がかった通信速度を発揮してくれていたどんなときもWiFiですが、申し込みが殺到して大量の人が使い始めた現在ではどのぐらいの速度で通信が可能なのでしょうか?
さっそく実際に測定してみました。検証環境は以下
場所:北関東の某駅前(田舎です)
時間帯:4回(詳細は記事中に記載)
OS:iOS、Android
測定方法:Speed Testアプリ版を使用
端末とルーター間の通信:IEEE802.11n(Wi-Fi 4)
測定結果:3回測定し、中間値を採用
このような環境で行います。なるべく人がいる駅前で行いますので、タブレットやWindowsノートを持っていけないのはご容赦下さい
通勤ラッシュの時間帯(朝8時頃)
まずは通勤ラッシュで回線利用者の多そうな時間帯である朝8時ごろに計測を行ってみました
iOS
下り:25.0Mbps
上り:6.06Mbps
Android
下り:47.8Mbps
上り:5.55Mbps
速度自体は速いものの、測定結果にバラツキがあるのが特徴でした(特にiOS)。下り速度は速いですが、上り速度は以前より落ちていますね。人の多い時間帯だから仕方ないかな……
といってもこの時間帯はウェブ閲覧がメインで、下り速度さえ出ていれば事足りるケースも多いと思いますのであまり問題はないですかね。SNSに動画を投稿したりする人は多少影響があるかな
お昼時(正午過ぎ)
あまり駅に人が多いというわけではありませんが、駅前のお店や会社などはお昼休みとなる人が多い正午過ぎに測定を行いました
iOS
下り:41.4Mbps
上り:2.77Mbps
Android
下り:40.7Mbps
上り:4.48Mbps
うーん、上りがだいぶ遅くなってますね(特にiOS)。WiMAX2+よりは速いですが楽天モバイルとどっこいどっこいぐらいの上り速度です。下りのスピードは相変わらず最強なのでいいっちゃいいんですが
帰宅ラッシュの時間帯(夜7時頃)
続いて帰宅中にスマホをいじる人が多そうな夜7時頃の測定結果がこちらです
iOS
下り:41.2Mbps
上り:4.94Mbps
Android
下り:35.0Mbps
上り:4.47Mbps
下りは相変わらず素晴らしく速いですが、上り速度は回復しきらないですね。それでもWiMAX2+よりも全然速いのでブログ更新もサクサクなんですけが、少しモヤモヤします
ゴールデンタイム(夜11時頃)
最後は夜の「インターネットゴールデンタイム」中です。田舎なので駅前はそれほど人がいないのですが、自宅でのんびりとネットを楽しんでいる人は多いのではないかという時間帯です
iOS
下り:43.4Mbps
上り:17.6Mbps
Android
下り:45.3Mbps
上り:17.5Mbps
夜7時頃には低下していた上り速度が再び回復! 下り速度も午後7時台を上回っていることを考えると、田舎なので、もしかしてみんなもう寝てしまったのでしょうか?
何にせよ、一般的にはゴールデンタイムと言われる時間帯においても、満足のいく速度で上り・下りともに使っていけることが分かりました
まとめ
申し込みが殺到している現状を考え「通信速度が遅くなってないかな?」という不安から、改めてどんなときもWiFiの速度計測を行ってみたわけですが、フタを開けてみれば……
「速くなってる!」
という驚きの結果が待っていました
もちろんテストサーバーなどによってもこの結果は多少変わるわけですが、場所も日時も時間帯も変えても同様の結果が出ているというのは「この実力は本物だ!」と判断しても良いのではないでしょうか? 完全にMNOと同じように使える通信速度だと思います
どんなときもWiFiはいわゆる2年縛りがあるタイプの契約となっています。せめて2年間は、この通信速度を維持してくれるととても嬉しいです
そのためには本当は、私のように1時間で4GBも通信するような顧客は邪魔だろうなと思うのですが、本当に必要な時(リモートデスクトップ時)以外は一切使っていませんので、サービス会社の方も許してくれてるのかもしれません(笑)
ちなみに3日間連続で使ったことがないので何とも言えないのですが、上記のような使い方でも通信速度制限をかけられたことは一度もありません。どんなときもWiFiの説明によると、現状は月間でテラバイト単位の通信をしてる人であっても制限はかけていないそうです
このあたりもWiMAX2+よりも神なポイントですが、だからと言ってやり過ぎてしまうと3日制限が追加されてしまうかもしれませんので、私含めみなさん気をつけましょう
それではまた~
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