いよいよ間近に迫ってきた国際的なゲームの祭典E3(6月11日~13日)。個人的にはSmach Zに注目しています
Nintendo Switch Proの噂などもありましたがそちらはどうも出なさそうですね。その代わりに次世代Xboxの登場がほぼ確実となったようです。その名も
Xbox Scarlet
驚愕のスペック(笑)についてもリークが上がってきていますので、噂の内容や性能について見ていってみたいと思います
コードネーム『Scarlett』は確定的か!?
次世代Xboxについては、昨年のE3ブリーフィングにてその登場が明かされていました
この次世代機についてはコードネームがいくつか挙げられていたのですが、その中に今回判明した『Scarlet』というものも含まれていました
そしてE3が近づいてきた今になり、MicrosoftはE3へ向けたティザー動画を1日1本ずつ、合計3本立て続けに公開したのですが、その中に暗号が隠されていることをXboxコミュニティのユーザーが発見したというのです
We’re kicking off the #XboxE3 briefing tomorrow with:
🎮 New game reveals
🌎 World premieres
🎊 Surprises
🙌 And MORE!Join us: https://t.co/NT0TA5iU1P pic.twitter.com/jTqjziLGMU
— Xbox ➡️ E3 (@Xbox) 2019年6月8日
3本の動画に含まれていた暗号はそれぞれ「R255」、「G36」、「B0」であり、頭文字からRGBカラーコードであると予測されました。RGBカラーコード「255、36、0」が示すカラーを確認してみると……
赤色(緋色)、つまり『Scarlett』となることが判明したというのです。よっ、名探偵!
こんな偶然は無いと思いますのでコードネーム『Scarlett』に関しての発表がE3で行われるのは確定的です
ただこれまでの例を見ても、コードネームがそのまま製品名になるというわけではありませんので、製品名がそのまま「Xbox Scarlett」となるのかどうかについては不明です。発表を待ちましょう
Xbox Scarletのスペックもリークが……
便宜上このまま、コードネームである「Xbox Scarlett」と呼ばせていただきますが、Xbox Scarlettのスペックについてもリークが上がってきています。ただし、こちらの信憑性は「?」が付きますので、正式な発表があるまではネタとして楽しんでおくほうがいいかもしれません
The VergeのエディターTom Warren氏がtwitterにて、Xbox Scarlett dev Kitのスペックを公開して下さっています。dev kitとは開発キットのことです
— Tom Warren ◢ ◤ (@tomwarren) 2019年6月8日
これによって判明したスペックは以下の通り
項目 | スペック |
CPU | Zen2 3.4Ghz 12コア |
GPU | AMD Arcturus 14.336tflops |
メモリ | GDDR6 28GB(うち4GBがOS。残りはGPUメモリ) |
ストレージ | 500GB NVMe SSD + 1TB HDD |
その他 | レイトレーシング対応 |
うーん、そこら辺のパソコンを遥かに超えるモンスタースペックとなっていますね(笑)
「ぼくのかんがえたさいきょうのはこ」なのではないかと心配になりますが……
まずCPUはAMDの最新APUであるZen2アーキテクチャが採用されるとのこと。12コアということはRyzen 9 3900Xかな? とも思いましたがクロックが違いますので、何らかのカスタムAPUが載るのでしょうね。もしくはダウンクロックでしょうか
GPUもAMDのRadeonが採用され、次世代Naviアーキテクチャが採用されるとのこと(ArcturusはNaviの次のアーキテクチャだという噂もありましたが、どうもエンジニアリングコードに過ぎないようです)
14.336TFLOPSというのがどれだけすごいのか分かりにくいですが、現行最強のRTX 2080 Tiで13.45TFLOPSです(笑)
コンシューマー機と比較してみてもプレステ4が1.84TFLOPS、プレステ4 Proが4.2TFLOPS。さらに、開発中と噂の次世代プレステ5が12~13TFOPSとなっています。ソニーのPS5にもRadeon Naviが載ると言われていましたがこの差は一体…?
ただ、dev kitは製品版よりも良いスコアが出る傾向があるようですので、実際にはプレステ5と同じぐらいのスコアとなるのかもしれません
というか、ゲーム機でNaviを搭載する権利を持っているのはプレステ5だけ! というライセンス契約だかの情報を見た気もするのですが、あれは何だったんだろう
メモリはGDDR6が採用されるとのこと。バス幅の広さを求めて「HBM2メモリじゃないの?」という声も聞こえてきそうですが、GDDR6であればある程度競合できるスペックですのでまぁ問題はないかなとも思いますがどうなんでしょうか
このスペックが実現したら一体いくらになるのか、ちょっと分かりませんし、色々とツッコミどころもあるのですがもし本当に実現したら凄いですよね
まとめ
ということで、確定的なのはコードネーム『Xbox Scarlet』が間もなく始まるE3で発表されるということ。ですので価格や性能、発売日などに注目ですね
それに対してスペックのリークは話半分で楽しんでおくのがおすすめです。E3でスペックが発表されるなら、答え合わせをするという楽しみ方もできますね(笑)
どのような発表なのか、今からとても楽しみです。そしてもちろん、Xbox以外の発表についてもとても楽しみにしています
【6月10日 10:30追記】
発表されましたので確認しましたが、ほとんどリーク通りでした。ただし詳細な数値までは発表されていませんが……
- CPU:AMD Zen2
- GPU:AMD Radeon RDNA(RDNAとNaviは同じアーキテクチャを指します)
- メモリ:GDDR6
- ストレージ:次世代SSD(NVMeのことと思われる)
- その他:レイトレーシング対応、可変リフレッシュレート、8K
- 発売日:2020年末
疑ってごめんなさい……
それではまた~
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